最近ではリモートワーク(在宅勤務)が主流となる企業も増えてきました。
私の会社ではもともとオフィス出社が当たり前、リモートワークは不要、の会社でしたがコロナの影響を受け一新。
基本的にはリモートワーク という考えになりました。
今回は1年以上リモートワークを続けてみての感想やメリット・デメリットを書いていこうと思います。
リモートワークとは
今でこそリモートワークという言葉は定着し始めましたが、コロナ前はリモートワークを推奨している企業もごく僅かでした。
私の会社も当てはまりますが、時代によって働き方が変化したイメージです。
それでは実際にリモートワークを行い、メリットデメリット・感想を書いていきます。
メリット
出社準備が時短できる
人それぞれかもしれませんが「出社前の準備が楽になった!」という人が多く見受けられました。
基本的には自宅での仕事になるため、服装が自由になります。(中には外部との商談がある場合はスーツなどになりますが…)
外部とコミュニケーションを取らない場合は、服装に気を使わずでも問題ないかと思います。
通勤時間の短縮
一番大きいメリットかと思います。
住んでいる場所にもよりますが、世間一般的に言われている平均通勤時間は約1時間です。
出勤前の準備、帰りの時間を含めると3時間近く通勤に使っている人も多いのではないでしょうか。
在宅になると通勤時間が削減できるため、その分時間的な余裕が作れます。
実際に私の会社でも、短縮できた時間を使い家事をこなす人や子供の送り迎え、趣味や副業とさまざまな使い方をする方がいらっしゃいます。(もちろん業務外になります!)
中には通勤を運動の代わりとしていた人もいらっしゃいましたが、自由な時間が3時間近く捻出できるとだいぶ生活習慣が変わってくるのではないでしょうか。
必要最低限のコミュニケーションで済む
オフィス出社していた時は挨拶を初め、対面でのコミュニケーションは必須でした。
従業員同士のコミュニケーションは相手のモチベーション把握含め、とても大切だと思います。
しかし、曜日や業務内容によっては目の前のことに集中したい、誰にも邪魔されずに作業を進めたい、などがあると思います。
そういった時はあえてリモートワークを選び、人との関わりを遮断することが可能です。
私自身、メンバーの評価時や機密性の高い業務を行う際は進んでリモート勤務を取り入れていました。
オフィス周りの維持費削減
リモートワークに切り替えた企業だと必ずオフィスは存在するかと思います。
現に私の会社もオフィスはありますが、リモートワークを推奨しています。
オフィスを借りるにも費用・維持費がかかるため「そもそも出社しない」場合は電気代を始め備品の消費も極端に抑えられるため結果的に維持費削減ができます。
出社から完全リモートワークに移行した企業だとオフィス解約、できるだけ賃貸料を抑えられる規模の小さいところへ移転することもあるようです。
(オフィス出社せずともオフィスを借りているだけで賃貸料が必要なので、あえて小さいところへ移動し場所だけを確保することがあるようです)
感染系の病気になりにくい
リモートワーク最大の利点といっても過言ではないかと思います。
もともとコロナ対策のために取り入れた企業も多いと思いますが、対面でのコミュニケーションが極端に少なくなるため、その分感染症にもかからない(かかる機会がない)ようになります。
コロナ対策を取り入れることで、毎年流行していたインフルエンザや感染性胃腸炎などの感染も大きく抑えられているのではないでしょうか。
実際に私の会社でもリモートワークを取り入れることで、感染性の病気にかかっている人自体が少なく、現に従業員全員体調不良でのおやすみをグッと減らすことができました。
居住地に縛られない採用ができる
リモートワークが主体となれば居住地関係なく勤務することができます。
そのため、事業拡大・退職に伴う人員補充など採用活動を行う場合は「居住地に縛られない採用」を行うことが可能です。
求人内容にもよりますが、ニッチな職種や高度な技術を必要とする場合、会社近辺に住んでいる人の応募だけでは採用まで結びつかないことが多いです。
しかしながら、募集地域を会社近辺から全国に広げることで、対象者をグッと増やすことができます。
結果的に募集内容とマッチした人を比較的早く採用でき、人員を確保できるという構図です。
私の会社でも居住地に縛られない採用を行い出し、他県から勤務してもらうことが増えています。(もちろん研修もZoomなどを使い行っています)
デメリット
維持費の増加
水道代・光熱費の負担、その他ネット環境整備が必須となるため、自宅での環境維持費が自然と上がります。
強制的にリモートワークに切り替えた企業に関してはリモート該当者に対して「リモート手当」の制度を取り入れているようです。
稼働時間が把握しづらい
オフィス出社している時は従業員の稼働時間を目視確認出来ていました。
リモートワークになるとオンラインでの業務になるため目視確認ができず、稼働時間に関しては本人の自己申告ベースとなってしまいます。
現にリモートワークになることで「どの業務をこなしているのか」「どのくらい時間がかかりそうか」など把握しづらいことが多く管理面でのデメリットが浮き彫りになることもあります。
リモートワークを取り入れる際に、業務への取り組み方や基本的なルールを定めておいた方が後々スムーズです。
不明点をすぐに確認できない
リモートワークになると基本的なコミュニケーションがチャットになります。
簡単な確認の場合はチャット確認でOKです(Slackやチャットワークが主流かと思います)
もちろん会議や研修になるとチャットのみの対応は難しいと思いますので、ビデオチャット(ZoomやGooglemeetなど)が基本です。
しかしながらビデオチャットは通常のチャットとは違い、相手を拘束してしまうためお互いのタスク状況や予定を把握しながらやるべきです。
出社していた頃は「手が離せる作業かどうか」目視確認できていましたがリモートになるとそうはいきません。
どんなことにもメリットがある反面、デメリットが存在するようです。
自宅での環境が業務に支障をきたすことがある
基本的には自宅からの勤務になるかと思いますが、以下2つが問題に上がりやすいです。
もちろんオフィス出社でも起こる問題にはなっているのですが、ネット問題に関しては改善するよう業者を入れる、など自分で対応しなければなりません。
業務で支障が出ない範囲であれば問題ないですが、中にはWEB会議に参加できない、といった方もいらっしゃいます。
リモートワークはあくまでも業務を行う場所が変わっているだけなので、一定業務を行えるレベルまでの環境改善が必要です。
いかがでしょうか。
今回は自分自身の経験を通して感じたリモートワークのメリット・デメリットをつらつらと書いてみました。
個人的にはリモートワーク(在宅勤務)推奨派で、やはり体調管理や通勤時のストレス削減・時短が素晴らしいと感じています。
中には出社しなければ出来ないお仕事、モチベーション管理が難しいものも多く存在しますので、あくまでも働く場所が変わっても業務のパフォーマンスが維持できることがリモートワークを行う上で大前提になるようです。
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