【メリット・デメリット】正社員・アルバイトの違いとは

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皆さんは正社員・アルバイトの明確な違いってなんですか?と問われた際に答えることはできますか…?

 

 

以前は正社員が安泰、かつ終身雇用があるため定年まで勤め上げることができる、転職は恥だ、などという考え方がありました。

 

 

今回は正社員・アルバイトの違い、そして具体的なメリット・デメリットについて書いていこうと思います。

 

 

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正社員とは

期間の定めのない労働契約で会社企業に雇われ、その企業の就業規則で定められた所定労働時間の上限まで労働する者の事をいう。正規社員とも言われ、法律で明確に定義された概念ではない。

 

アルバイトとは

期間の定めのある労働契約に基づき企業により雇用される従業員または労働者を指す。略称としてバイトとも呼ばれる。 非正規雇用の雇用形態の一種とされているが、正規雇用としてのアルバイト社員とする企業もある。

正社員・アルバイトを一言で表すと…

・期間の定めのない労働契約で会社に雇われる 正社員

・期間の定めがある労働契約で会社に雇われる アルバイト

もちろん、福利厚生や待遇でも差がありますが、一般的には状況で表されることが多いようです。

 

 

 

正社員のメリット

雇用が安定している

期間の定めのない労働契約で会社から雇われているため、雇用が安定しており、簡単に職を失うことはありません。

 

そのため「数ヶ月後には職を失ってしまう」「新しい職を探さなければ」などといった悩みは少ないです。

 

しかし、倒産や社会的な信用を失ってしまった場合は、特例になりますが職を失うこともあります。

 

 

福利厚生がしっかりしている

給与やボーナス以外の報酬を一括りで福利厚生にまとめることが多いです。

 

社会保険はもちろん、家族手当や交通費、駐車場補助や家賃補助、家賃補助や社員寮が代表的かと思います。

 

望ましい給与額ではないと感じる企業でも、従業員のことを考え福利厚生を充実させる企業が多く存在します。

 

中には企業独自の休暇制度を設けていたりと個社ごとにユニークな制度を作ることもあり、正社員は特に恩恵を受けることが可能です。

 

 

生涯賃金が高くなる

一般的にはアルバイトが9000万正社員が2億〜3億と、2倍〜3倍の差が出ています。

 

これは給与額に差があることはもちろんですが、賞与額・福利厚生の差も大きく関係していることでしょう。

 

企業にもよりますが、アルバイトと正社員によって平均的にここまで差が出てくるため、正社員としてのメリットとなるでしょう。

 

 

社会的信頼性が高くなる

大きな買い物(住宅・車など)をするためにはまとまったお金が必要です。

 

正社員として会社勤めだと何かしら大きな買い物をするときに銀行からのローンやカードが通りやすくなります。

 

銀行側は「貸したものが返ってくるか」「安定した収入があるか」を見ているため、雇用が安定した正社員だとまとまっとお金を借りることが可能です。

 

 

責任ある仕事を任せてもらいやすい

何度もお伝えした通り、雇用や収入が安定している反面、求められるレベルは高いです。

 

そこには「会社の核となる人物となって欲しい」「活躍を期待している」などという背景もあるでしょう。

 

正社員として長い期間働くため、会社やあなた自身のためにも重要な仕事を任せたいという動きになると思います。

 

結果的に重要な仕事を任せてもらえ、自分のスキルアップ・価値を上げられるようになります。

 

 

正社員のデメリット

時間的な拘束が大きい

正社員の場合、基本的に1日8時間、週5日勤務となっています。

 

そのため、自分の予定を優先させたり、自分の都合で働く時間を定めることは難しくなっています。

 

また、社内規定にもよりますが、有給申請は2週間前に!と病欠以外での突発休はNGとしている企業も少なくありません。

 

結果的にプライベートよりも仕事優先になりがちです。

 

 

求められる要件が高い

会社の中核を担うために雇われた正社員は、雇用が安定し、福利厚生も充実している反面、会社も費用をかけて雇用しているため、求められるスキルや能力が高くなる傾向があります。

 

それなりの待遇を準備してもらっている以上、雇用されている側は対価として質の高い労働を提供する必要があります。

 

質が高くなればなるほど良い人材として重宝されやすい傾向です。

 

 

責任が重い

会社の核となるよう雇われているため、自分の任された仕事の責任を負うことはもちろんですが、部下の仕事やミスの責任を負う必要も出てきます。

 

ある程度出世をすれば、任せられる仕事の難易度も高くなり、かつ部下の数も比例して増えてくるため負担は大きくなることが多いです。

 

自分の行動範囲も増えますが、その分責任も重くなるため、デメリットと感じる人も多いようです。

 

 

会社都合で転勤や異動が発生する

基本的には会社の業務・異動命令には従う決まりになっています。

 

代表的な例だと、事業拡大のため地方に支店を立ち上げる、教育係として転勤して欲しい、新規事業を立ち上げる、業績が軌道に乗るまでヘルプが欲しい、などがあります。

 

実際に私の会社でも「新規事業立ち上げのための部署移動」などがあります。

 

私生活も大事にしたい人によっては、環境の変化はもちろん最悪家族と離れ単身赴任での業務になる可能性も大いにあります。

 

 

アルバイトのメリット

自分で拘束時間を決められる

正社員と違い、自分の好きな日数・時間を労働に当てることができます。

 

正社員であれば基本8時間拘束は当たり前のため、アルバイトであれば比較的自分の思い通りに融通を利かせることができ、自分のやりたいことを優先することが可能です。

 

 

責任が比較的軽い

労働はしたいが、責任を負いたくない、という方には合っているかもしれません。

 

正社員になるとクレーム対応を始め、数字管理はもちろん、部下のマネジメントや業務効率化など業務範囲が幅広くなります。

 

その分、やることも多くなれば業務内容によって責任の度合いも違いますので、精神的にかかる負荷も大きくなるでしょう。

 

「ある程度責任は軽い方がいい」と感じる方はアルバイトをオススメします。

 

 

複数の仕事を掛け持ちできる

正社員だと副業を禁止にしている企業も少なくはありません。

 

そのため、労働は基本1人1社の考え方が主流ですが、アルバイトだと掛け持ちが可能です。

 

自分の時間を対価として稼ぎたい人や、複数の職種を経験し、自分のスキルとして身につけたい方にはピッタリです。

 

私の周りにもアルバイトの掛け持ちを行い、自分の欲しいスキルを身につける方も多数いらっしゃいます。

 

 

アルバイトのデメリット

雇用が安定していない

アルバイトのメリットにも紐づきますが、自由な労働と引き換えに無期雇用ではなく有期雇用となるため、雇用が安定していません。

 

企業の経営状況にも左右されますが、事業拡大時や繁忙期には雇用され、経営悪化や閑散期にはシフトの数を減らされたり、最悪契約打ち切りの可能性もあります。

 

会社都合により仕事がなくなってしまう=収入源がなくなってしまうということも考えられます。

 

 

 

福利厚生など待遇面が整っていない

企業にもよりますが、正社員ほど手厚く福利厚生が整っていないことがほとんどです。

 

基本的に交通費や飲食であればまかないなどが付いてくることがありますが、長期的な雇用を前提とした住宅手当、家族手当まで付与している企業は今まで出会ったことがありません。

 

 

生涯賃金が低くなる

正社員のメリットでもお話ししましたが、生涯賃金で考えると一目瞭然かと思います。

 

一般的にはアルバイトが9000万、正社員が2億〜3億と、2倍〜3倍の差が発生してしまいます。

 

拘束時間や、責任の比重が違うことで賃金に差が出てしまうことは明白です。

 

給与額や賞与の有無、福利厚生の存在が大きく関係していることから、どうしてもアルバイトでの雇用だと避けられないデメリットのようです。

 

 

責任ある仕事を任せてもらいづらい

正社員を雇うほどではないが、人手不足に陥っていたり、限られた業務をまかないたい場合にアルバイト採用を考えます。

 

そのため、雇用形態上与えられる業務が限定的になりがちです。

 

幅広い業務をこなしたい、色々なことに挑戦したい、など別軸で考えがある場合は少し物足りなく感じてしまう恐れがあります。

 

くらげ
くらげ

いかがでしょうか。

今回は正社員とアルバイトの違いをメリットデメリットで分けて記載しました。

どちらも良いところ・悪いところが存在しますので、ぜひ自分のキャリアを考える際は参考にしてみてください!

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