【どんな人を採用したい?】企業が求めている人材を求人から見抜く

転職
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こんばんは、くらげです٩( ‘ω’ )و

 

今回は企業がどんな人を採用したいのか、求人票で見抜くコツをお話しできればと思います。

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求人票とは。

 

職業安定法によって定められた労働条件を明示した書類のこと。

 

求人票については、具体的に以下の事項を明示することになっています。

1.労働者が従事すべき業務の内容に関する事項
2.労働契約の期間に関する事項
3.就業の場所に関する事項
4.始業、終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間及び休日に関する事項
5.賃金の額に関する事項
6.健康保険、厚生年金、労働者災害補償保険及び雇用保険の適用に関する事項

と、ざっくり6つを記載することが条件になっています。

 

転職サイトに載っている案件はより求職者から応募を集めるために〈仕事内容・待遇面〉を詳しく記載していることが多いです(ハローワークは除く)

 

しかし詳しく書きたくても、求人原稿には記載できない文言があります。

求人票に記載できない文言とは。

・年齢制限
・性別制限
・特定条件の差別

 

となっています。詳しくみていきましょう。

 

年齢制限

・29歳まで応募可
・40歳以上は応募不可
・若い方募集

 

 

性別制限

・男性のみ応募可能
・女性歓迎

 

 

特定の条件

・日本人のみ応募可能
・外国籍をお持ちの方のみ応募可能
・○○市にお住まいの方
・頭がいい人
・性格が良い人

 

 

と世の中に出ている求人はすべて法律に則り作られています。
(中には無視した原稿もありますが、よろしくないです)

 

転職サイトの求人を見てみるとわかるように、本来であれば全ての求人原稿は法律に則りながら掲載されなければなりません。

求人票の狙い。

採用要件に沿った人からの応募を集める、これにつきます。

 

転職サイトに掲載されている求人は、基本的に企業から依頼を受けて掲載しています。

 

とくに大手サイトとなると出稿料は跳ね上がります。

 

お金をいただいているのだから、サイト側はそれなりの成果を出さなければなりません。

 

どの転職サイトもですが、一番苦戦するのは条件にあった人からの応募を集めることです。

 

よくあるパターンがこれです。

例)A社
・募集理由1:会社の担い手が欲しく、今後のために20代を採用したい。
・募集理由2:若手採用が数人しか出来ておらず、現場は年齢層高め。

・ターゲット1:若い方
・ターゲット2:未経験でもOK

みたいなパターンが多いです。

 

冒頭でもお伝えしたように、性別や年齢、その他特定の条件を明確に記載することは法律で禁じられています。

 

それではターゲット層に上手く魅力を伝えるには、あなたを採用したいことを伝えるにはどうするか。

若手未経験でも活躍できるような制度を前面に押す。
・実際に若手が成功を収めている具体的な事例を出す。

などなどいくつものアプローチ方法があります。

 

若手が欲しい求人は、あえて入社したばかりの若手でも活躍できるような文言を記載し、ターゲット層から応募がくるような求人にしています。

 

そういったターゲット層を見抜くことができると「この企業は○○な人材を求めている」とわかるようになります。

 

逆に経験者が欲しい場合は、未経験者には伝わりづらいような文言を選択し、ターゲット以外からの応募をしづらい求人に仕上げています。

 

また待遇や企業特徴でも差別化を図る場合があるため、要注意です。

 

企業はどうやってマッチした応募を集めようとするのか。

法律に則り、性別・年齢での制限は出来ません。

 

そのため、上記でも記載しましたが以下のようにマッチした応募を集める方法が一般的です。

例)A社
・募集理由1:会社の担い手が欲しく、今後のために20代を採用したい。
・募集理由2:若手採用が数人しか出来ておらず、現場は年齢層高め。

 

若手がどうしても採用したい場合は、すでに働いている20代社員に焦点をあて、

 

・20代活躍中。
・未経験からキャリアアップ。
・20代で入社し、数年で役職を勤めています。
・研修制度が充実(先輩とペアを組んでもらいますと具体例を添える)

・欲しい年齢層が活躍している未来を想像させる。
20代活躍中と書くことで、20代からの応募を促す(30代・40代が応募しづらい環境となる)
・未経験で入社後も、しっかりと働くことができるイメージを持たせる。

などがあります。

 

このような方法を使い、ナレッジのある企業はマッチした応募を集めようとしています。

採用したい人物像が見えてくる。

くらげ
くらげ

原稿内容を熟読することで、どのような人を採用したいのか(若い方なのか、熟練者なのか)見極めることができます。

 

とくに20代活躍中や、研修制度・ワークライフバランスについて書かれていれば全体的に若い方を中心に採用を行っていると推測できます。

 

一方、経験者しっかり稼げる家族手当について書かれていれば、若い方(未経験)ではなく、中堅層を中心に採用を行っていると推測できます。

 

ぜひ求人サイトをご覧になる際は〈どの層を中心に書いているのか〉見極めてみると転職が有利に働くかもしれません。

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