【困った社員への対処法シリーズ】case1.嘘つき社員

自己啓発
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こんにちは、くらげです!٩( 'ω' )و

 

今回から困った社員への対処法をシリーズ化して記事を上げていこうと思います。

 

シリーズ第一弾は【嘘つき社員】

 

できれば出会いたくないタイプですが、会社に一人二人はいるもの…。

 

部下として嘘つき社員がやってきた場合、あなたはどのように対処しますか?

 

わたし自身の経験を踏まえて、対処法と注意点を紹介していきます。

 

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《嘘つき》のタイプ別に対処方法を紹介

(1)反射的に嘘を付くタイプ

「これ対応されました?」「しました(本当はしていない)」など、とっさに不要な嘘を付くタイプ。

 

悪気はないのですが、後から大事になったときに困るのがこのタイプかと思います。

 

お互いパニック状態になってしまい責め立てると、今度は「自己防衛」のために嘘を付き始めることも…。

 

落ち着いた状態のときに二人っきりで「なぜ事実と違うことを言ったのか」を確認しましょう。

 

はじめから嘘をついているという前提で進めないことがポイントです。

 

もしかしたら質問する際に主語がなく、認識の相違があった可能性があります。

 

その場合は、質問の仕方に問題があり、かつ本質の部分は《嘘》ではなくなるかと思います。(お互いのアウトプット&インプットの問題)

 

しかし、「事実と異なるがとっさに嘘をついてしまっていた」場合には、その背景をしっかり確認しましょう。

 

少しでも返答に矛盾を感じたら流すことなく問答(深堀り)を繰り返すことが重要です。

 

ただその際に感情的にならず、あくまで《原因究明のため》ということを忘れてはいけません。

 

中には相手にマウントを取ることが目的にすり替わってしまい、詰めることに対して幸福感を得る人もいます。

 

なぜ深堀りを行っているのか、目的を見失わないように心がけましょう。

 

 

(2)自己防衛嘘つきタイプ

自分のミスを隠すため、自分の評価を落とさないようにするために自己防衛として嘘をつくタイプ。

 

反射的な嘘つきタイプへの対処を誤ると、この自己防衛嘘つきタイプに進化(?)してしまいます。

 

このタイプは【自分が嘘をついている】と認識しています。

 

そのため反射的な嘘つきタイプより悪質で対処が難しいといえます。

 

このタイプの嘘つき社員への対処法で一番効果的なのは逃げ道を塞ぐことです。

・「誰々からの指示だった」という嘘なら渦中の本人と、その他中立な立場の人へ事実確認をする。

・「自分はこのように教えられていたから」という嘘なら、研修資料を見せながら指摘する。

など、【嘘をついていることによって出てくる矛盾をすべて深堀りしていく】ことが効果的です。

 

このタイプは嘘をごまかすために新たな嘘をつくので、どんどん話が矛盾していくと思います。

 

「では最初に話した◯◯と、根本の原因は全く違っているよね?」と、【なぜ事実と異なるアウトプットをしたのか】を突き詰めていきましょう。

 

本人が嘘をついていることを認めない場合は、アウトプットに問題があるという方向で指導していくのが効果的です。

 

また、あくまでも社員が悪意を持って嘘をついている場合のみ、逃げ道を塞ぐことは効果的です。

 

悪意を持って嘘をついたのか、悪意は持たずとっさに嘘をついたのか、しっかりと見極めましょう。

 

指導する方法を間違ってしまうと、それはパワハラと捉えられかねませんのでご注意を。

 

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(3)人を陥れるための悪意ある嘘つきタイプ

人を陥れるために悪意があり嘘をついている、と前提で記載しています。

 

正直、指導や対処が一番キツいタイプです。

 

指導してどうこうなるものではないので対応が複雑化してしまい、問題解決まで長期化する恐れがあります。

 

雇用形態によりますが、アルバイトや契約社員であれば更新面談で【人を陥れるための虚偽の報告】をしている事実があること、また次回の更新面談までに1回でも同じようなことが起きれば更新しない、など様々な対処を検討する必要があります。

 

その際は証拠を必ず残す、もしくは自分よりも知識や権力がある信頼できる上司を巻き込むことが大切です。

 

問題は正社員の場合です。

 

正社員の場合は簡単に雇用を解消することができません。

 

人を陥れるために悪意ある嘘をついている証跡を見つけ、評価面談等でのフィードバック、何かしらの指導を行いましょう。

 

・「どのように陥れようとしたのか」

・「なぜ陥れようとしたのか」

「悪意ある嘘をついている」とバイアスがかからないよう注意し、曖昧な部分を残さないよう冷静に理由を深掘りしてみましょう。

 

また、陥れられた人の協力を得られるのであれば、その人とその人の上司、自分と自分の上司と人事・労務を交えて先に事実の共有を行うと間違いがないと思います。

 

 

ハラスメントと言われないために、指導は順序が大切

嘘をついている・ついていないはなかなか判断がつきにくい問題です。

 

頭ごなしに「嘘をつくな!!」と言ってしまうと、それこそハラスメントと糾弾されかねません。

 

今まで嘘で乗り切った経験がある人が職場でも嘘を付きやすいことがあります。(あくまでも個人の経験談ですが…)

 

感情的にならず、冷静な目で、かつ第三者的な立ち位置から状況を把握することをオススメします。

 

 

事実確認を行う。

嘘をついている、と直感でわかることもあると思いますが、まずは事実確認を。

 

第三者が関わっている場合には、その人にも事実確認を行う必要があります。

 

「なぜ嘘をついたのか」ではなく「なぜ事実と異なるアウトプットをしたのか」を確認。

いきなり「なぜ嘘ついたの?」と攻めてしまうと、「嘘つき呼ばわりされた!」とあらぬ誤解を生むこともあります。

 

「なぜ事実と異なるアウトプットをしてしまったの?」「これだと、誤解されてしまうよ」と、嘘をついたということではなく、アウトプットによって事実が異なって伝わってしまった、というように指導しましょう。

 

それでも解消されない場合には自分の上司に相談。

事実や証跡を元に相談しましょう。

 

相当苛立つこともあるでしょうが、「◯◯が嘘つきで困っています」と感情的に相談するのではなく、「虚偽の報告が多く、アウトプットについて指導を重ねているのですが改善されません。」など、ビジネスライクに相談しましょう。

 

その際に虚偽の報告によって被った被害や、掛かった工数なども合わせて伝えるとより良いでしょう。

 

本人へ「嘘」について直接指導。

その場合、自分の上司や派遣社員の場合は派遣元の責任者にも同席してもらいましょう。

 

嘘の証跡・事実、指導の結果を元に改善されていない点や、「アウトプットの問題を指導したが変わりがなく、嘘と言われてもしょうがない」行為を繰り返していることを指導しましょう。

 

何かしら言い訳めいたことを言うかもしれませんが、その時も冷静に、事実を元に論理的に問いていきましょう。

 

 

いかがでしょうか?

思い出しただけでも頭の痛くなる嘘つき社員…。

 

正しく指導するためにも、冷静に物事を判断し、適切な対応をしなければなりません。

人を叱る・指導するということは責任も重く、決して感情で行ってはいけないことです。

正しく指導をするとともに、自分を守るためにもハラスメントと言われない(言われても身を守れる)指導を心がけましょう!

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