こんばんは、くらげです٩( ‘ω’ )و
いきなりですが、ビジネスにおける『視野と視座』の違いって説明できますか?
今回は組織内でよく使われる〈視野〉について深堀りしていきたいと思います。
「物事が見えている範囲や考慮できている範囲が広いなら、優秀なんじゃないの?」と
思われがちですが、実はそうではありません。
視野が広いと『ある程度』優秀と言えますが、合わせて視座も高くないと、ただのおせっかいになってしまう場面も…。
今回は【視野を広げる方法】に焦点を当てて紹介していきたいと思います。
※あくまでも組織に所属していることを前提で書いていきます。
視野を広げる方法
自分のチームで行っている業務をすべて把握する。
初歩的な部分ですが、チーム内の業務はすべて把握しましょう。
「◯◯さん担当」など、業務によって属人化している場合でも、『どの業務が属人化しているか』を含め把握することが重要です。
「自分には関係ないから」と視野を狭めてしまうと、入ってくる情報も少なくなります。
情報が少ないということは、それだけ得られる知識、ナレッジも比例して少なくなりますので、
成長の第一歩を大きく損なう恐れがあります。
『周りに興味を持つ』ことからスタートすると良いかもしれません。
また、周りの人がどのようなことを行っているのか相違なく理解することで
「この場合はこういう風にすると効率的」「ここまでやってあげると他の人が楽になる」と
無意識に考えられるようになります。
自チームと連携のあるチームの業務を把握する。
チームで独立して業務を行っているつもりでも、営業職であれば事務方の、事務方であれば営業や総務・法務など別のバックオフィスなどと連携があるはずです。
手垢のついたセリフではありますが、人は1人では生きていけません。
仕事も同じように、組織に属している以上1人で仕事はできません。
自分では意識していないかもしれませんが、あなたの業務が遂行されるため・結果が出るためには
他チームや他部署の協力が必要な場合があります。
極端な例ですが在宅ワークが出来ているのは会社の総務やインフラチームの方々の頑張りがあってこそ、ですよね。
自分の業務が影響を与える範囲=少なくとも前後 に視野を広げてみましょう。
きっと他のチームを理解することで、今まで見えなかったこと、出来なかったことが出来るはずです。
他チームの目標・予算を知る。
他のチームが追っている目標やKPI・KGI、予算などを知っていると『視野の広い人』の中でも一歩前に出ることができます。
他チームの目標を知ることは他チームの方向性を知ることにもなります。
業務で連携が必要な場合や自チームの動きが大きく変わる場合などに
- どのチームに影響が出るか
- どのチームには協力を仰いだ方が良いか
- 自チームで解決が出来ない場合、どこを頼れば良いか
他のチームの方向性や、目標を把握することで判断がしやすくなります。
正直、視野を強制的に広げるのであれば他チームの理解がオススメです。
自社のIR情報やプレスリリースを随時チェックする。
帰属意識をチームや部署ではなく『会社』に広げてリセットすることも視野を広げる良い手段です。
経営陣の視野、取締役の視野を知る良いきっかけにもなります。
会社としてどのように動いているか、どのような方向に向かっているかを把握し、
自チームや自分の部署に視野を調整すると、後の視座の向上に繋がりやすくなります。
いかがでしょうか?
- 「自分はまだまだ視野が狭いな」
- 「意外と視野広かったな」
感想は様々だと思います。
次回は視野が広がった上での〈視座〉についてお話します!
セットで高める必要があるので、ぜひ次回の記事も見てくださいね!
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