こんばんは、くらげです٩( ‘ω’ )و
みなさんはビジネス業界においてトップダウンという言葉をご存知ですか?
よくトップダウン型・ボトムアップ型、と言われ区別されがちです。
今回はその中でもトップダウン型のメリット・デメリットを紹介していこうと思います。
また、明日はボトムアップ型についての紹介と思います。
トップダウンとは
上からの指示通りに従業員が動くことで、業務を円滑に遂行していく手法です。
トップダウンのメリット
意思決定のスピードが速い。
経営側の意思によって、会社の方針は決まってきます。
基本的に社員の意思は含まれないため、経営側が考えたもの=実行 というシステムになっています。
マイナスのように書いてしまいましたが、会社目線で物事を考えたときに、世の中の情勢を見据え、スピード感を持って意思決定することは他の企業に先を越されないためにとても重要です。
特にベンチャー企業に多くみられ、大手企業に打ち勝つために世の中の動きを読みつつ、一気に動くことが基本です。
無駄のない行動ができる。
経営側が「こうしよう」と決まれば現場まで指示が下りてくるのみになります。
そのため、経営側が取り決めたことを現場はそのまま実行するように指示があるため現場が考えたり、意思決定をせず行動できます。
細かな調整は必要ですが会社の方針が決まってしまえば基本的に、やり切ることが重要となりますので無駄のない行動や考える時間を削減したスピード重視で進めることが可能です。
同じ方向を向いて進むことができる。
経営側の意見を参考に会社全体で動くため、同じ方向をみて業務を進めることができます。
一つの目標を提示されるため、比較的目線を合わせやすくブレません。
ボトムアップ企業では、社員にも裁量権の多い企業があり、経営側はこうしたいが社員は別の方法が良いと考えている、など大いにあり得ます。
そうなると目的は一緒なのに別々の方向を向いており、結果的に考えがずれていくことがあります。
トップダウンのデメリット
社員がうまく育たない。
すべての意思決定・思考は経営側に存在するため、社員は自分たちで考える機会が奪われてしまいます。
そのため、指示通りに動くことに徹してしまい、思考力の低下につながるようです。
よって指示待ちの人が増えたり、応用力がない人ばかりになるようです。
不納得のまま社員が働くことが多い。
経営側の人間が「やる」と決めたらやるしかありません。
現場の人間は
などと腹落ちしないまま、業務を行うことも。
それが短い期間であればそこまで大きな歪みにはなりませんが、長期に渡ると限界が来るものです。
社員の同意を得ずに行動することで意思決定の速度だったり、行動速度は担保されますがその分社員の離職やモチベーションダウンにつながる可能性もあるので十分注意が必要です。
経営側が判断を間違えると会社全体が傾く。
これが一番大きいかと思います。
大きな意思決定は経営側が行うため、大事な局面で判断を誤ると会社全体に大きなダメージを与えかねません。
実際に作業を行うのは現場、しかし現場レベルでの内容を把握できておらず、経営側は判断を下すこともあります。
その場合は経営と現場の認識があっておらず、大事なところで判断を誤ることも。
そうなると誤った判断にも関わらず、STOPをかけられる人がいないため、トップダウン特有のスピードを持って外れた方向へまっしぐら…なんてことも。
スピードよりも質が重要な時もあるので注意が必要です。
いかがでしょうか。
今回はトップダウン企業について書いてみました。
メリット・デメリットどちらも存在しますので、特性を理解した上で使っていきましょう。
ちなみにわたしの会社はもともとトップダウン企業でしたが、最近ボトムアップに変わっています。
会社の方針や、上司によって左右されやすいですが、そういったところを含め理解していきましょう。
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