こんばんは、くらげです٩( ‘ω’ )و
あなたは仕事中、自分の部下や面倒を見ている新入社員に仕事を任せることができていますか。
ベテランが積極的に仕事を処理することで仕事の速度も正確性も担保できることが目に見えています。
しかし、ベテランが仕事を処理すればするほど部下や新入社員の成長機会を奪っていることも。
今回は部下に仕事を任せるために、育成を成功させるために、強い組織を作るために、という観点から記事を書いていきます。
私自身の経験談
前職では率先して業務を巻き取るように心がけていました。
特に難易度の高い業務や、ややこしいものを対応し、時間内にクリアすることで達成感を得ていたのです。
1メンバーとして仕事をしている時は全然問題なく、むしろ自分の技術が磨かれている気がしました(工場の技術職だったので)
そこから約2年ほど現場で働き、加工業務と管理業務を並行して行うようになりました。
もちろん新人さんが入ってくると自分の加工+教育をしなければならず、新人さんに対して基本的なことは教えられても複雑な業務を教え込むことは出来ませんでした。
そのため、納品期日に追われている時や、どうしても時間が足りない時は、良かれと思って私自身が業務対応をしていました。
今だったら「もっと無理してでも部下に任せるべきだった」と心から思います。
なんせ私自身が部下や新入社員の成長機会を奪っていたのです…
具体的な育成方法
全員がスキルアップできる環境を作る。
強い組織にするにはベテランリーダーも必要ですが、それよりも全員のスキルが一律高くなることが理想です。
10人の組織があるとします。
これだと圧倒的に2番目の方が業務効率は良く、仕事もはかどります。
このようにベテランを増やすことも重要ですが、組織としての効率を考えたときに全員が平均よりも少し高い成果を出せる方が良いのです。
リーダー自身が業務を引き受ける、ではなく、部下の成長機会を作るために業務を振り分けてあげることが理想です。
部下は業務をこなすことで、仕事を覚えることができ、成功を重ねることで自信にもつながります。
リーダーは成長機会を創出し、困っている部下がいれば都度サポートに徹することが重要です。
(もちろん営業などになると変わってくることもありますが…!)
長くなりましたが、出来るだけ部下をサポートしつつ、業務をお願いしていきましょう。
マニュアルの作成をする。
全員が同じように成長するにはお手本となるものが必要です。
そのため、定型業務にはマニュアルが必須かなと感じます。
初めは作り上げる難しさや、時間・労力がかかりますが、完成すると使い回しができるため工数を取り返すことが可能です。
新入社員が入ればマニュアルを渡し、業務の習熟度をあげることが出来ますし、研修でも利用可能です。
また、冒頭でも記載した通り、全員が同じレベルで仕事をするためには手順も出来るだけ同じが良いです。
そのため、マニュアル通りに行動すれば間違いも極力減らすことが出来ます。
物事を明確に背景まで伝える。
仕事を教える上で曖昧な説明はいけません。
出来るだけ「こそあど言葉」はやめましょう。
小学生や大人、誰が聞いても同じ認識になるような説明が必要です。
初めは大変かもしれませんが、後々「よくわかっていなかった」「もう一度説明してほしい」とならないようにしましょう。
また物事を的確に理解してもらうためには「背景」まで伝えることが重要です。
「なぜそうしているのか」「この業務をすることでどうなるのか」業務の前後関係を伝えながら話すと良いでしょう。
常にミスを想定しておく。
業務を覚えたての頃はミスをしてしまいがちです。
もちろん失敗しないことが一番良いのですが、そう簡単にはいきません。
まずは簡単な業務から任せていき、ある程度慣れてきたら徐々に難易度を上げていきましょう。
それでもミスが発生するとリーダーや管理側の出番です。
常にミスを想定し、取り返せるだけの準備をしておきましょう。
体勢を整えていることで、心の余裕が生まれます。
そのためにはどんどん新しい業務へのチャレンジを促しましょう。
いかがでしょうか。
今回は私の経験談も交えて書いてみました。
強い組織を作るために必要なことを4点記載しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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